司法試験予備試験の短答の合格点はどのくらい?短答は通過しやすい?

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司法試験予備試験の短答式試験は、マークシート方式でおこなわれます。

出題されるのは、憲法・民法・刑法・商法・刑事訴訟法・民事訴訟法・行政法の法律7科目と、一般教養を合わせた計8科目です。

法律7科目がそれぞれ30点、一般教養が60点で満点は270点です。合格点は160点から170点といわれ、おおむね6割程度正解できれば通過できることになります。

合格率は2割程度であり、司法試験の最初の関門として難易度の高い試験といえます。

司法試験予備試験の短答とはどんな問題?

悩む女性

司法試験予備試験は本番の司法試験とまったく同じ形式で、短答式試験と論文式試験から成ります。

このうち、しばしば短答と省略されることがある短答式試験は、弁護士や裁判官、検察官になるにあたって必要な知識を問う問題や、その知識をもとに推論を適切に行えるかどうかを問う問題によって構成されています。

短答という言葉を見ると、答案に語句や短い文章を書かなければならないようなイメージを持たれるところですが、問題はすべて多肢選択式のものであり、解答は試験官から配られるマークシートに記入します。

司法試験予備試験では、一般教養・憲法・行政法・民法・民事訴訟法・商法・刑事訴訟法・刑法の計8科目から出題されます。配点は問題ごとに異なっており、満点は一般教養科目のみ60点、その他は30点で合計では270点となっています。

一般的に多岐選択式の試験だと、毎回数名は満点をとる者がいるものですが、司法試験予備試験で満点が出たケースはありません。2018年度に実施された司法試験予備試験では合格者の最高得点が233点、平均は177.7点でした。

短答式試験は本番と同様に出題範囲が非常に広く、受験者は十分な時間を確保して勉強をしなければなりません。

司法試験予備試験の短答の合格点は?

司法試験予備試験の短答式試験は、8科目の教科を受験します。民法・民事訴訟法・商法・憲法・行政法・刑法・刑事訴訟法・一般教養の8科目です。

一般教養以外の法律科目は12問~15問ですべて30点の配点がされ、一般教養だけは42問中20問を選択して回答し60点の配点がされています。

司法試験予備試験は、160点~170の得点で合格している状況です。ここ数年は、合格点が下がってきており、160点付近で合格点が設定されています。合格者全体での平均点は170~180点ほどを得点しています。

司法試験予備試験の短答式試験の特徴は、一般教養科目の配点が大きいことにあります。法律科目は、1問2~3点であり稀に4点のものがあります。一方で、一般教養科目は1問3点の配点がされています。現役大学生や若い世代が受かりやすい制度設計です。

短答式試験は、一般教養科目が選択肢の数と同様の割合で1/5しか得点できないと12点となり、法律科目で各20点を計上しても152点にしかなりません。一方で、一般教養で42点以上とれれば、法律科目は20点を下回っても合格できます。

このように、160~170点の合格点を得点するためには、一般教養科目で確実に得点することが重要になります。

司法試験予備試験の短答は通過しやすい?

司法試験予備試験は、法科大学院修了程度の知識・能力が備わっているかどうかを見極める試験です。この予備試験に合格すると、法科大学院を卒業していなくても、司法試験の受験資格が得られます。弁護士になるための大きな関門の一つと言えます。

司法試験予備試験の難易度は非常に高く、合格率は概ね4%前後となっています。弁護士を志した多くの勉強量をこなした人が受験するにも関わらずこの合格率なので、その険しさは言うまでもありません。

司法試験予備試験は短答式試験、論文式試験、口述試験の3つの試験に分かれています。短答式試験はマークシート方式、論文式試験は記述式、口述試験は口答式の試験となっています。

しかし、3つの試験ごとの合格率を見てみると、少し現実的に見えてくるかもしれません。短答式試験は21から24パーセント程度の合格率で、4から5人に1人が合格するイメージです。

論文式試験は20パーセント前後の合格率で、短答式試験をクリアした人の5人から1人に絞り込まれる計算となります。口述試験は95パーセント前後の合格率で、論文式試験がクリアできれば大半がクリアできることになります。

短答式試験は論文式試験より通過しやすいですが、もちろんしっかり準備しないと侮れない試験と言えます。

司法試験予備試験の短答の勉強方法は?

司法試験予備試験の短答の勉強は、基本的に過去問を解くことで対応することが可能です。最低でも5年分の過去問は何周かしたうえで本番に臨むのがベストです。

全く同じというのが出ることはありませんが、焼き直しに近いような問題はちょくちょく出題されるので、解いておくことで本番で対応ができるようになります。

司法試験予備試験合格でメインに割くべきなのは論文対策なので、これは同時進行で空いている時間に行うのが良いでしょう。少しずつ解いていけば十分本番まで間に合います。

直前期になってからでは、余裕を持つことができないので早めに始めるのが良いです。司法試験予備試験の短答の講座などもありますが、短答が特に苦手というなら受けると良いです。

合格に必要な知識や頻出問題について学ぶことができるため、受講してきちんと復習していれば、合格に必要な点数を得ることができるようになります。

短答に合格しても論文に合格しなければ意味がないので、あまりこちらに力を入れ過ぎて論文対策をおろそかにしないようにしましょう。バランスよく対策をしていくことが重要です。

予備校の講座のパックには短答と論文の講座がセットになっているものもあるので、必要に応じて活用すると良いです。

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